12月16日(土)公開!映画『ボーダーライン』主演・藤田玲インタビュー

かつて、窪塚俊介、佐野和真、窪田正孝、荒井敦史、柾木玲弥、陳内将などが歴代の番長を務め、23本製作されたヤンキー映画『ガチバン』。そして、その『ガチバン』に出演した敵キャラ、山田裕貴が演じた“安藤忠臣”をフィーチャーした闇金映画『闇金ドッグス』。同じ世界観で、それぞれのアウトローを描いてきたシリーズ第三弾として、バイオレンスカーアクション映画『ボーダーライン』が2017年12月16日(土)よりシネマート新宿・心斎橋にて公開される。この度、主演する藤田玲のインタビュー記事が解禁された。

Q:主演作の『ボーダーライン』は、ヒット作『ガチバン』『闇金ドッグス』シリーズに続く“AMG・アウトロームービー・ユニバース”の最新作となるわけですが、その系譜を継ぐ作品の主演を務めるにあたって、どういう思いで臨みましたか?

藤田:『ガチバン』や『闇金ドッグス』シリーズを観た時に、いい意味で僕が好きだった頃の日本映画みたいだなと思いました。一時期、流行りましたよね。バイオレンスが多めで極彩色な配色、セリフも少な目で、そういう作品群に通じるものを感じました。そこに今回、自分が飛び込めるということで、わくわくしました。今はかつてに比べれば少なくなっているタイプの作品だと思うので、しかもオリジナルということも素晴らしいですよね。


Q:今回の『ボーダーライン』は、カーアクションがまず大きなセールスポイントですね。

藤田:はい。カーアクションは、相当大変だと思うんですよ。なので『ボーダーライン』、攻めたな!と思いました。そもそもロケーションがよく見つかったな、という感じです。車をドリフトさせていい場所ってそうそうないですし。撮影は刺激的で本当に楽しかったです。


Q:主人公の我妻アベルは、どういう男性だと受け止めて演じていたのですか?

藤田:アベルは寡黙な男で言葉を発さない、人と話すことを良しとしないようなキャラクターで、その理由が、実は後半でわかることになっています。もちろん車が趣味で、その運転が凄まじく上手い。それに加えて、腕っぷしも強い。その彼の日常にレオ(荒井敦史)という昔の友だちが入ってくることで、いろいろとかき乱されていくというストーリーで。


Q:深みのあるキャラクターですよね。多くを語らずとも、その人生には何かあったような。

藤田:アベルの性格の分析をすると、昔は人懐っこかったのではと思いますね。人との接し方を知らないだけで、実は持っているものは熱いんです。人を茶化す言動をすることもあるので、口下手かもしれないですが、中身はちゃんと持っている人だと思います。僕自身とはまったくタイプが違いますが、バックボーンには通じるものがあるかなとも思いました。


Q:それは具体的には?

藤田:僕はケンカが強いわけではないし、少年院にも入っていないですが、何か近いものは感じるんです。僕にもフランスの血が入っていて、車が好きという意味でも似ている。自然体に近いので、演じやすかったです。僕は、表情は豊かなので、そこは抑えるくらいで。一方で、自分自身について新たな発見もあって楽しかったですね。


Q:物語のテーマについては、ご自身ではどう思いましたか?

藤田:女の子がほぼ出てこない、男同士の友情、絆的な話です。ひとりひとりにボーダーラインがあって、その人生を必死に生きるために超えざるを得ないボーダーラインあれば、自分で努力して超えていくボーダーラインもある。一方で人に超えられてしまうボーダーラインもある。そういう普遍的なテーマがあるのでは?と思っています。


Q:本当に男臭い映画ですよね。タバコなど、最近なかなか映画にも出てこないですし。

藤田:男臭いですよねえ!臭い(笑)。まずタバコ自体、確かにめずらしいです。喫煙所も減っているし、まったくない場所も非常に増えている。でもこの作品では、ほぼ全員がタバコを吸っています(笑)。


Q:どこかなくなりつつある世界観ですが、だからこそ映画になることに意味がありますね。

藤田:そうですね。でも、男子で育っている以上、絶対に好きな世界観じゃないですか。車とアクション、アウトローな感じで、中二の時に絶対になりたいやつでしたよね。そういう意味では、男の子は絶対に楽しめると思いますね。色合いなども美しくて、スタッフさんが優秀なので、すごい映像を撮ったなという仕上がりになっています。


Q:そして今回、主題歌も担当されていて、アベルの心情を歌い上げているそうですね。

藤田:もともとある曲を映画のために歌詞をリライトして、曲もアレンジしました。歌詞は完全にアベルの心情を投影していて、それでDUSTZ「BORDERLINE -A side-」とAサイドとなっています。これはアベルのサイドという意味です。なので撮影が終わった後、現場を生きてみないと詞が書けないと思ったので、アベルとして等身大で生きて、撮影が終わった後に全部書きました。これも実はすごく楽しみにしていてほしいと思っています。


Q:最後になりますが、『ボーダーライン』を待っている方々へメッセージをお願いします。

藤田:撮影はめくるめく毎日で、過酷とか言っている暇もないほど、充実していました。車同様、主演として撮影も駆け抜けました。邦画ではめずらしいカーアクション、バイオレンスもあります。シリーズとしても今後展開していけるように、新たなキャラクター、我妻アベルを愛していただければうれしく思います。

藤田玲   1988年生まれ。東京都出身。

2003年に放送された『仮面ライダー555』で俳優デビュー。「牙狼シリーズ」で演じた涼邑零が主役となった「絶狼シリーズ」がある。また、「戦国BASARA4 皇」「ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」〜暁の調べ〜」などの人気舞台から、ミュージカル「南太平洋」「スカーレット・ピンパーネル」など活躍の幅を広げ、抜群の存在感を示している。また、2006年に結成された、ロックバンド【DUSTZ】のボーカルを務め、2009年「Break & Peace」でメジャーデビュー。今回の主題歌『BORDERLINE -A side-』も自ら作詞、作曲をも手掛けている。現在tvkお昼の生放送情報番組『猫のひたいほどワイド』ではメインMC木曜を担当中。


映画『ボーダーライン』

2017年12月16日(土)より、シネマート新宿・心斎橋にて公開

<ストーリー>

自動車整備工場で働く我妻アベル(藤田玲)は、年少上がりの不良だったが、今は好きな車の仕事をして、まじめ に普通の生活を送っている。しかし、工場が閉った深夜、ナンバープレートを付け替えた修理中の客の車で怪しげ なクーラーボックスの運び屋をしている。依頼主である遠藤(甲本雅裕)とは、昔アベルが喧嘩している最中、止め に入った遠藤に一発でのされた事がきっかけで仲良くなった。それ以来、深いことは詮索せず、頼まれた運びの仕 事をこなしている。ある夜、ヤクザ数人からボコられている男が突然アベルの車に乗り込んできた。なんどその男 はかつての悪友で幼馴染の紅井レオ(荒井敦史)だった。顔面に派手なトライバルタトゥーが入ったレオは、偶然の 再会を喜ぶが、なんだかキナ臭い。レオは、ヤクザの大きな資金源であるオレオレ詐欺組織の一員だったが、組 織を裏切り、ヤクザの広澤(遠藤要)から追われていると。この出会いで、アベルの運命の歯車が、最悪な事態へ と向かっていくのであった。

出演:藤田玲

荒井敦史 副島淳 西川俊介 遠藤要 螢雪次朗 甲本雅裕

監督:渡辺武

主題歌:「BORDER LINE -A side-」DUSTZ(DOLCE STAR RECORDS)

製作:「ボーダーライン」製作委員会(AMG エンタテインメント/JVC ケンウッド・ビクターエンタテインメント)

配給:AMG エンタテインメント

(C) 2017「ボーダーライン」製作委員会

公式サイト:http://borderline-movie.com/


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